お知らせ | ソライロデザインワークス
建築現場の仕上がりと空気感について
ソライロデザインワークスのイマイです!
人の感情は空気感を作ると思っていて(スピリチュアル的なことは全くわかりません)、建築現場に行くと中に入った瞬間に、順調だな、仕上がりいいだろうな、工期遅れているな、うまくいっていないな、などを感じる事が多くあります。
▼空気(雰囲気)の良し悪しが仕上がりに影響する
うまくいっていない現場は、空気が悪いです。
工期が不十分だったり、変更が多い、他の業者と作業時間や場所が重なったりしている現場はバタバタしています。
この状況で、最高のパフォーマンスは発揮出来るわけはなく、”納める”だけに注力するため、精度は落ちるし、ただ作っただけの空間になります。
反対に、空気の良い現場は、各々が考えて動き、良くしようという思いから、気になった点が現場から質疑として上がってきます。
仕上がりも想像を超えることが多く、”人”が作っているということを実感します。
▼どうして空気(雰囲気)の良し悪しが生まれるのか
これは色んな要因が考えられるのですが、私が経験した中で書くと、
・現場が始まってから変更が多く出る
・無理をした価格交渉
・工期がない
・設計と監督、監督と現場のコミュニケーション不足
があります。
建築業界は請負関係であるため、指示系統やお金の流れが縦の関係になりやすい状況があります。
縦の関係であっても上下の関係ではないので、どっちが偉いというのはないのですが、ここを間違えてしまう設計、施主、施工の方がいるのも事実です。
本来建築は施主、設計、施工が一体となって作り上げていくものです。
お互いの関係性が現場の空気感に反映されるということは、ごく自然なことなんだろうなと思います。
建築は工場ですべてが完結する工業製品では無く、人が作るハンドメイドになります。
それも一つとして同じものはない、オーダーメイドです。
それを形にしていくためには、関わる方たちが一緒になって作り上げていく、その姿勢の表れが現場の空気感に表れるのだと思います。
本日は以上になります!
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