お知らせ | ソライロデザインワークス

自然素材と新建材の選び方

ソライロデザインワークスのイマイです!
建物や空間を構成する材料に、”自然素材””新建材”と言われるものがあります。

どっちがいいの?
と聞かれることも多いのですが、一概にどっちがいいとは言えないのが現状です。
なぜ、一概に言えないのかを書いてみたいと思います。


▼材料の違いを知る

自然素材とは、
その名の通り、自然界にある素材を中心に構成された材料です。料理のように、素材をそのまま使う(もちろん使う場合もあります)のではなく、調理をして、さらに美味しく見た目良く仕上げていくイメージに近いと思います。

新建材とは、
建築に使われる材料の中でも、新素材や新製法を用いたもので、人工的に作られたものになります。プラスチック成形や本物のように見えるプリント技術を施したパネルなどがあります。


▼特徴

自然素材は、新建材に比べて、価格と施工手間が掛かります。その反面、施工した日から使い込むことで素材の良さ(ツヤや色の変化など)が出てくる、年数を重ねるごとに愛着と共に成長していく”経年美化”が起こります。

新建材は、施工した日が100%の状態で年数を重ねるごとに劣化をしていく”経年劣化”が起こります。その反面、工場生産により安定した品質、価格を実現し、また材料自体の加工性の良さにより、施工効率も上がる材料が多数あります。


▼選び方

材料の比較ではなく、どういう生活をしたいか、暮らしたいか、使いたいか、から考えると選びやすくなります。

商業施設やオフィスなどは、不特定多数の方が利用するため、耐久性や防火の観点から新建材が多く使われていたり、住空間においては、パーソナルの趣向が強く出るので、経年を楽しみたい方は自然素材、手入れや使い勝手を大切にしたい方は新建材を選ぶ場合が多いと感じています。

この空間をどのように使っていきたいかをイメージすることが大切になります。


材料は、イメージをした空間を創るための手段であり、目的ではありません。

木を見て森を見ずではありませんが、まずは全体のイメージを持つことが、選択する指針や基準になります。

マンションなどの住空間リノベーション、オフィス/店舗デザイン、新築・既存案件など、状況に応じながらもsolairo designworksは、”デニムの似合う空間”をコンセプトに、経年を楽しむ空間作りを行っています。

この経年を楽しむは、家具などのインテリアも含まれていて、長く愛されるデザインを施したインテリアを置くだけでも、経年を楽しむ空間になります。
何を創るかと同じくらいに、誰と創るか、が大切だと思っています。

イメージを共有しながら、空間作りを楽しんで頂けると嬉しいです。

本日は以上になりますー!






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