建築設計事務所 |

体温を感じることを大事にする

POSTED: 2021/07/28 UPDATED: 2021/07/27

ソライロデザインワークスのイマイです。
先日、デザイン監修をさせて頂いた埼玉県加須市にある長沼精肉店のレセプションに参加させて頂きました。

長沼精肉店は70年の歴史があります。
地域に根付きながら、現代への変化にも果敢に挑戦をしています。

友人でもある3代目店主からデザイン監修の相談を受けた時に、歴史と変化のバランスが非常に難しい案件だと思いました。

この話を伺った時に最初に浮かんだのは、先々代と先代のことでした。

お会いしたことはありませんが、お二人への感謝と敬意をどのように伝えていくかを考えていました。

3代目店主にもこのことを伝え、そして歴史と変化について、たくさん話を積み重ねていきました。

レセプション当日、先代に初めてお会いさせて頂き、笑顔を拝見したときに、少しだけホッとしました。

いくつもの表現を施させて頂きましたが、わかりやすいところでは、三本ラインのアイコンを提案させて頂きました。

先代と先々代が積み重ねてきたものの上に成り立っている、3代目という意志を表現しています。のれんやショッピングバッグなどに長沼精肉店のロゴとは別のアイコンとして使用されています。

「体温を感じる」ことを大事にする。
正解、不正解は見る人の物差しによって変わります。

何を大事にしたいか。
ソライロデザインワークスの存在意義とは。

多くの学びの機会を頂けたこと、店主の魅力が詰まった空間に携われたことに感謝致します。

本日は以上になります。

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