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ファシリテーターの役割
ソライロデザインワークスのイマイです。
人と話をして、こんな考え方があるのか、なるほどこういう視点は面白いを探すのが好きで、ディスカッションするイベントを開催していた時期があります。
そこではファシリテーターを担うことが多く、その役割がなんなのか分からないくらいでしたが、回を重ねるごとに参加して頂いた方たちから褒めて頂く機会が多くなりました。
これらの経験がきっかけで、言語化と可視化を通して価値観や世界観を確立したり、プロジェクトを前に進めていくためのマネジメントをサポートするクリエイティブパートナーという事業が生まれました。
この辺りの経緯は、またの機会でお話が出来ればと思います。
今日は、建築思考を持つ私が実際にやってみて、大切にしたいと考えるファシリテーターの役割について書かせて頂きます。
ファシリテーターとは
ファシリテーターの意味を調べてみると、
・進行役
・参加者に発言を促す
・話をまとめる
が主な役割と出てきました。
ちなみに”司会”は、進行役が主な役割とのこと。
ファシリテーターの意味を知らない時でしたが、これだけは大切にしようと考えていたのが、
”また参加したいと思って帰ってもらうこと”
でした。
結論を出すことも勿論大事ですが、私はこれを実現するためにどうするかを考えていました。
余白を設計する
TD(テーマディスカッション)という、一般の方の課題を一般の方たちが90分でで考えるという会を開催していたのですが、この時に考えていたのが、
・時間配分
・全体の流れを作る
・参加者全員に発言の機会を作る
になります。
この当時はファシリテーターの意味を知らなかったのですが、役割としては大きくずれていなかったのだなと、今になって安堵しています。笑
具体的に何を行っていたかというと、
①場を温めるために最初に、適当な他己紹介を行う
・初めまして同士になることが多いため、発言のハードルを下げることが目的
・自己紹介だと、人によって話す時間が異なるため、時間管理が難しくなる
・適当が大切で、全部を伝え切らないことで、他の方たちの会話の余白を残す
・他己紹介はファシリテーターが行い、最後に一言だけもらう
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②今回の会のテーマの確認を行う
・目的の設定(参加者の意識統一)
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③情報整理を行う
・相談者からの課題背景や業界についての情報を共有する
※異業種の方たちが集まることが多かったため。
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④ディスカッションを行う
・全体の流れが大枠から外れないように、また参加者の発言時間が長くならないように、全体をコントロールする。
・自分なりの回の着地点(終わらせ方)はいくつか想定しておくことで、結局この回はなんだったの?を回避することが出来る
になります。
とはいえ、毎回どういう形で終わるのかはドキドキしています。
また参加したい
このような企画型ディスカッションでも、会社の会議でも、ただ参加している人が多い会よりも、また参加したいと思う方が多い会では、どちらが内容のある会なのか。
目的はディスカッションすることで、参加してもらうことではないということ。
そこを作り上げていく上で、主催者の協力とファシリテーターの場づくりは、これからますます必要になっていくのだと思います。
余談になりますが、これらの経験がきっかけで、他企業の会議に参加をする機会が生まれています。想定もしていなかったことですが、自分が面白いと感じることをやってみて良かったと改めて感じています。
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”また参加したい”
これはサービス提供者であれば誰もが思ってほしいことでもあると思います。
その為にも、まずそもそもの価値観や世界観を可視化してミスマッチを減らし、その上で参加者と向き合っていくことが大切だと感じています。
本日は以上になります。
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